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会津東山盆踊り2025 今年も開催!!8月1から4日
2025/07/05
昨年、5年ぶりの開催となった東山盆踊りが
今年もパワーアップして開催されます!
東山盆踊りは、太平洋戦争時の1944(昭和19)年、
東山温泉に疎開してきた児童を励まそうと開催したのが
始まりとされています。

温泉街中心を流れる湯川の上に建てられた櫓を囲み
二本の橋を渡り東山芸妓さんたちが唄う「会津磐梯山」を踊ります。

旅館の客室の灯りと提灯の灯りがなんともいえない、情緒溢れる景色の中
東山芸妓さんや、旅館の女将さんたちと踊る東山盆踊り。
当日はキッチンかーの出店も多数予定されています♪

民謡 「会津磐梯山」 は会津民謡 『玄如(げんじょ)節』から
盆踊り唄として転用されたもので、
レコードなどが出回るようになった昭和初期に「新民謡運動」が起こると、
1934年、当時売れっ子芸者歌手であった小唄勝太郎による「会津磐梯山」が発売。
全国的な大ヒットとなりました。

民謡「会津磐梯山」で知られる小原庄助さん
朝寝朝酒朝湯が大好きで♪
それで身上(しんじょう)潰した♪
の歌詞で有名ですね♪

何度も踊りながら耳にしているうちに庄助さん気分になってきて
大変気持ちが良くなってきますので
ぜひ東山盆踊りで体験してみてくださいね♪

民謡「会津磐梯山」を作詞した、長田幹彦は
お座敷を舞台にした小説を残しており
東山芸妓を描いたものもあることから
会津の盆唄とお座敷が重なったのではないか、と言われています。

ところで、元唄となる「玄如(げんじょ)節」ですが、
東山天寧寺に玄如というたいへん美男子の小僧がいて
明け方に水を汲みに来る姿を村娘たちが夢中になった姿を唄ったもので
「会津で最も古い唄」という記録があります。
もとは祭礼の夜籠りする際の
即興的な掛け歌として始まったものだそうです。

特に、七日町の阿弥陀寺の境内で歌い踊ったことで知られており
それを真似て、熱狂的に踊るようになったのが「気狂(かんしょ)踊り」
と呼ばれるようになりました。

「玄如節」の歌詞を一部ご紹介します。

玄如見たさに 朝水汲めば
姿かくしのきりが降る

会津磐梯 宝の山で
笹に黄金がなり下がる

玄如おどりは ままより好きで
わけたおまんまも食べず来た

「玄如節」と「会津磐梯山」、どちらも東山にゆかりのある民謡です。
正調「会津盆踊り唄」は162番までありますが(179番とも)