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福満虚空蔵尊圓蔵寺 七日堂裸詣り 参入☆
2020/01/15
参入してきました!七日堂裸詣り!

柳津町の各旅館に用意された待合室に入ると、先輩から手厚いお酒のおもてなし♪
コップに並々と酒をつがれ、士気を高め、気持ちも高ぶった後、
早速、褌姿に着替えて更に気合いを入れていきます!!!
思わず、「きついっ!」という声も漏れるほど、ベテランの先輩にしっかりと締めてもらいました。


<裸詣り伝説>
かつて、この地は不作や疫病に長く悩まされていました。
虚空蔵尊のお告げを受けた弥生姫が、只見川の底に棲む龍神から如意宝珠を借り受けることで、その不幸を調伏することができました。
しかし、数年後の1月7日の夜に、龍神はその宝珠を取り返すべく、菊光堂に現れます。
そこで、信者たちは宝珠を渡すまいと、堂内で結束。必死に騒ぎ立て、龍神を追い返すことに成功。
この「七日堂裸詣り」は、その時の団結の尊さを今に伝えているのだとか。


出陣前に、初めて参加する者への心得のお話が。
お賽銭箱からのダイブが一番優しいとか
登りきった後、梁にしがみつく余力をしっかり残すことなどありがたい話。


そしていよいよ、本堂の大鐘が聞こえてきました。


玄関で円陣を組み、お神酒で乾杯!
お神酒の横には、小梅が用意されていました。

乾杯し気持ちも高ぶり、いざ出発!
この日は小雨が降っており、雪はなかったものの流石に裸足では、足裏の冷たさが厳しいもの・・・
113段の石段を一気に駆け登ります!!

七日堂裸詣りの文字が刻まれたハチマキを受けとり
この日だけの呼称である「七日堂」に飛び込むと既にすごい熱気!!!


「次は俺の番だ!」という勢いで熱狂する男たち。
麻縄は4.8mあり、7,8割登ったところで太く編まれています。
この部分で力を使い果たし、登れないものが多く
大鰐口にまたがる男たちが必死に助けますが、それでもそこまで届かないのがこのお祭りのドラマチックなところ。


また、その中には、ふり落すものもいれば、見守るもの、アテンドするもの。場を沸かすものなど、みながそれぞれに助け合っていたことにも感動しました。


こちらはどなたでも、飛び入り参加が可能です♪
1,000年続くと言われる伝統行事を盛り上げていく為にも、ぜひ、我こそは!とチャレンジしたい方がいましたら、どしどし参加していただき、一緒に年明けの縁担ぎをしましょう♪