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【会津の冬の楽しみ方⑤】奥会津の玄関口「柳津町」へ
2019/12/25
雪景色が美しい奥会津。
「奥」とつくだけあって、会津の中でも特に積雪の多い山間部となります。
その奥会津の玄関口として、
世界的な版画家もうならせた絶景広がる「柳津町」があります。

歴史・文化・美術・工芸・食

と、どれも満足度の高い観光資源があります♪



まずは「歴史」からご紹介♪
柳津町は、会津のシンボルとなっている「赤べこ」発祥の地。

会津地方では牛のことを「ベコ」と呼びます。
約1200余年程前会津柳津円蔵寺建立の際巨大なる材木運搬に使役された牛馬が嶮路のために数多く倒れました。その内最後まで働き通したのが赤色の牛と言い伝えられています。

その福満虚空蔵尊圓蔵寺では、毎年1月7日に七日堂裸詣りがおこなわれます。
境内に鳴り響く鐘を合図に下帯一つの男たちが 圓藏寺 - 菊光堂 -を目指し裸でかけてゆきます。
柳津町で数百年にわたり受け継がれている歴史あるお祭りは一見の価値あり! 



次は「美術」♪

世界で活躍した版画家 斎藤清が晩年を過ごしたのが柳津町。
ここ柳津に、斎藤清美術館があります。
テーマや作品数、施設共に満足度の高い美術館です。

隣には、「道の駅 会津柳津」があり、奥会津の縄文時代が垣間見れる「やないづ縄文館」が入場無料で楽しめちゃいます!



つづいてグルメ♪

柳津の名物と言えば真っ先に思いつくのが会津人はみんな大好き♪「あわまんじゅう」!

「あわ」で包まれたこしあんが
ほくほくできたてはふんわりと食感に癒され、冬の散策に癒されるスイーツ♪

あわまんじゅうには、江戸時代、前掲の円蔵寺が火災にあったときに、
「もう二度とこのような災難に”あわ”ないように」という祈願のもと、アワを使った饅頭を奉納したのが始まりだとか。
無事に1年災いに「あわ」ずに過ごせますように・・と願いを込めて召し上がれ♪


また、柳津の新名所になっているのがパン工房「あかべこ」さん♪
こちらの食パンが大人気!!
創作意欲感じる、数々のパンメニューはどれもこれも本当に食べてみたくなりますよ!
あわまんじゅうと共に、食べ歩き&お土産にとってもおすすめです(^^)☆




『冬の柳津散策編』いかがでしたでしょうか???
観光スポットが一箇所に集中しているので、短い時間で満喫できるのも移動が大変な冬におすすめの理由です!
冬の奥会津観光へぜひお越しください☆
  • これはみなさんがよく見る「赤べこ」とはちょっと異なるかもしれませんが
    江戸時代から赤毛こを作り続けている荒井工芸所さんの柿渋で塗られた会津張子です。
    昭和天皇も買われたとか・・・♪
  • 斎藤清美術館、この冬のテーマ
    テーマ、そしてテーマに沿って選ばれた一枚の作品。
    どちらもその世界観に惹かれるものがあります。
  • 毎年1月7日に七日堂裸詣。
    境内に鳴り響く鐘を合図に下帯一つの男たちが 福満虚空藏菩薩圓藏寺 - 菊光堂 -を目指し裸でかけてゆきます。