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これからが本番!樹齢800年の大イチョウ「長床」
2019/11/07
これからが紅葉本番。樹齢800年と言われる新宮熊野神社「長床」の大イチョウ。
紅葉の進み具合はどうかな?ということで覗いてきました。


ここ新宮熊野神社の見所は、「長床」と呼ばれる寝殿造の拝殿です。
慶長16年(1611)に大地震が起こった際に倒壊。
同19年(1614)に、旧材を用いてひとまわり小さく再建されました。
昭和38年に国の重要文化財に指定。昭和46年から49年まで大修理が行われました。

その横にそびえ立つのが樹齢800年とも言われる大イチョウです。
高さ30m、胸高の幹回り7.73mあり、
その大きさは近くで見上げるととても迫力があります。
また、当時の面影を残し、現存する寝殿造としても珍しい「長床」とのかけあいは
なんとも言えない雰囲気を醸し出しています。


全盛期には、末社、霊堂が軒を連ね、三百余宇の衆徒、百余人の神職を常住させて
東北における熊野の威勢を知らしめたといいます。

新宮熊野神社には、その歴史がうかがえる宝物殿があります。
宝物殿にある木造やお面は、当時相撲や舞楽や神事の舞が盛んに行われた証拠。
躍動感ある造形にも引き込まれました。

ぜひこれから見頃を迎える新宮熊野神社「長床」と大イチョウの紅葉を
楽しみにいらしてみてはいかがでしょうか♪


■住所: 喜多方市慶徳町新宮字熊野2258
■お問合せ先 新宮地区重要文化財保存会
■TEL : 0241-23-0775
  • これから11月中旬から下旬にかけてこのように移り変わっていきます。